内容説明
古代の医薬の知の集大成、待望の原典訳!プリニウス『博物誌』とほぼ時を同じくして成立し、以後ルネサンスまで連綿と読み継がれた不朽の名著の、ギリシア語原典からの全訳。生薬として有効な動植鉱物を827項目にわたり取り上げて調合や用法について解説、「西洋の本草綱目」とも称されるその全容を、定評ある校訂本に基づき、詳細な訳注とともに紹介する。
著者等紹介
岸本良彦[キシモトヨシヒコ]
1946年生まれ。1975年早稲田大学文学研究科博士課程修了。1980年より明治薬科大学に勤務。2012年退職、明治薬科大学名誉教授。古典ギリシア語・ラテン語による哲学・医学・天文学関係の著作の翻訳研究に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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