中世教皇庁の成立と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 392,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896941647
  • NDC分類 198.22
  • Cコード C0022

内容説明

ヴェールに包まれた中世の“聖宮”の実像に肉薄する画期的論考。

目次

中世における教皇庁の成立
第1部 統治に関する諸部局(教皇官房;教皇文書局;教皇庁裁判所;内赦院;慈善施設)
第2部 側近と家政役人(教皇カペッラヌス;侍従・近習・教皇付騎士・使用人・運送官・守衛;家政機関―四つの宮中職)
第3部 教皇庁関係団体(教皇庁付属大学;聖歌隊)
役人と家人、ローマと脱ローマ

著者等紹介

藤崎衛[フジサキマモル]
東京大学大学院人文社会系研究科助教。1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は西洋中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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人生ゴルディアス

3
教皇庁、それも12~13世紀を中心とした、お役所としての体裁が整い始めた時の、具体的な資料を用いた組織解説書。なので権力的な話とか政治的な話は出てこず、ひたすら組織と人員、給与などが記される。事実のみの記載なので、もっとこう有機的な教皇庁の様子が知りたかった身としては、やや残念。とはいえすごい労作。すごい。2019/08/27

鏡裕之

2
中世の教皇庁はどんな部署があって、どんな役人がいて、どんな報酬をもらってどんな仕事をしていたのか、ということを解明した凄くマニアックな一冊。だからこそ、非常に出版価値の高い一冊。著者と出版社に、敬礼!2014/02/24

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