内容説明
「四十八手」は、性戯や体位のことだけでなく、男女の出逢いから別れまでを描いた“色恋の物語”でもあった。春画表現の変遷を追って、江戸人の性意識を読み解く。
目次
第1部 菱川師宣の色恋四十八手―浮世絵前期の恋のかたち(『恋のむつごと四十八手』の世界;逢夜盃(あふよのさかづき)
思比(おもひくらべ)
明別(あけのわかれ) ほか)
第2部 西川裕信とその後の色恋四十八手―浮世絵中期以降の恋のかたち(「色恋拾遺四十八手」の世界;巴取り(ともえどり)
舌人形(したにんぎょう)
床柱(とこばしら) ほか)
著者等紹介
白倉敬彦[シラクラヨシヒコ]
1940年北海道生まれ。早稲田大学文学部中退。独立の編集者として、長年美術・浮世絵関係の企画・編集に携わる
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