沖縄の宇宙像―池間島に日本のコスモロジーの原型を探る

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沖縄の宇宙像―池間島に日本のコスモロジーの原型を探る

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  • サイズ B6判/ページ数 331p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896914207
  • NDC分類 382.199
  • Cコード C0039

内容説明

死後、霊魂はどこへ行くのか?近代が喪ってしまった悠久の時間が沖縄・池間島にはゆったりと流れている。そこに住まう古老が格好の聞き手を得て、余すところなく語りつくした。死と誕生、引導渡し、ヤナムン、ニライカナイ、生け贄、そして厄除け…を。古老の聞き書きにアイヌ・シベリア等の少数民族のシャマニズムなどと重ねながら比較検討し、総合する労作。十年の歳月をかけ遂に完成。

目次

第1章 化け物に関する考察
第2章 死に関する考察
第3章 誕生と死、境界を超える
第4章 ニライカナイはどこにあるか
第5章 天界の神々と宇宙像
第6章 天界の正月と宇宙像
第7章 この世の正月・ミャークヅツ
第8章 シャマニズムと天界の船旅・ユークイ
第9章 厄除けと生け贄の祈願

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナディ

31
面白く読めた。他の民族との比較がいきなり入ってくるので、軽く混乱した。 池間島の民俗がとても興味深いが、祭祀を行う女性の負担は大きいなあと思った。また、池間島は池間民族として誇り高いというのは、他の資料で知っていた。 ダビワーにはびっくりしたが、その背景を知ると驚きは緩和される。2017/05/16

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