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内容説明
舞台は京都府宮津市、世屋。冬になると深い雪におおわれるこの里山には、藤のつるから布を織る「藤織り」という伝統的な技術があります。でもかたい藤のつるを、どうやって布に変えるのでしょう?
目次
第1章 「日置ッズ」の「ふるさと学習」
第2章 びっくり!日置と世屋の違い
第3章 世屋の自然と人の暮らし
第4章 藤布と現代の布
第5章 藤布のしおりを織る
第6章 十二歳の光野タメさんと「日置ッズ」
著者等紹介
川北亮司[カワキタリョウジ]
1947年、東京に生まれる。早稲田大学文学部卒業。『はらがへったらじゃんけんぽん』(講談社)で、日本児童文学者協会新人賞。「うみはうみいろ」で、第1回海洋文学大賞童話部門優秀賞受賞。日本児童文学者協会会員
山田花菜[ヤマダカナ]
画家。やさしくあたたかな子どもたちの絵が特徴(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽけっとももんが
3
藤の蔓から繊維を取るには、一年がかりでの準備が必要となる。それは雪解け水に繊維を晒すなど、辛い作業ばかりだし、一反分の糸を績むと右手の親指の腹からは血が出るという。でもそれが伝統というもので、地域で伝えない限りなくなってしまうものなのだ。小学生たちが総合学習として、雪深いところだからこそまわりと「合力」して生活を支える先人たちの文化を学んだ、という記録。2017/01/14
phmchb
2
図書館本。2023/12/16
ねこれんじゃー
0
宮津のおはなし。子供の頃のこんな体験はきっと彼らの人生の糧に…なったらいいけど自分が全然覚えてないからなぁ(笑) 固い木と冷たい水にひび割れ傷付いたおばあちゃんたちの手が印象深い。2017/08/20
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