内容説明
ニヤッと苦笑を誘いながら、ハッと虚を突かれ、ドキッとする真実が隠されたクラシックの「邪悪な聖典」!クラシックなんて知らなくても、これを読めばクラシックが100倍楽しくなる!権威や教養主義を撃つ知的な毒に満ちた本。
目次
コンサート・劇場に関する用語
音楽用語
音楽史
作曲家
演奏家・オーケストラ
音楽評論に関する用語
クラシックな人々
ディスク・録音に関する用語
メディアに関する用語
レコード会社
拾遺集―クラシックをとりまく用語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
21
クラシック業界の俗物的側面を、揚げ足取り、揶揄、駄洒落、下ネタ、不道徳さ満載で描く📕例えば、アンコール:もともと料金に含まれたサービスなのに、一定の儀礼を要求され、しかも有難がって拝受しなければならない演奏〜と こんな感じ。楽しめましたよ😊😊2022/03/27
Yappy!
1
学生のころに読んだ一冊。それなりにクラシックやコンサートの裏側を知らないと全部を楽しむのは難しいけれど、こういった発想は退屈そうに思える世界にも裏があって、いろんな楽しみ方があるんだよと教えてくれる。 何よりもまず「堅苦しそう」に見える世界を相手の興味を引き出すような話にするという心意気と知恵が楽しい。 人に何かを教えるとか、説明するとか、誘うときに、自分はこう楽しいよというのも必要だけど、ひねくれてみてヒットする場所を増やすことは立派なスキル。これを読んでコンサートがとても楽しくなった思いでが・・・。2000/02/01