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内容説明
プリンセスM騒動の底流に日本の「現在」を構成する家族、大衆、風俗、政治等の諸課題を見出し、その核心に迫る。国際化や「改革」が声高に叫ばれる一方で、のっぺりとして捉えどころがないかのようにみえるこの時代に、天皇制をどう位置づけるか。
目次
序章 「結婚の儀」をめぐる出来事について記しておきたいいくつかの感想
第1章 「エロス的家族」としての天皇家
第2章 「成り上がり」日本と「皇室外交」
第3章 恋愛論
第4章 日本のどういう姿が浮上してきたのか
第5章 小和田さんの卒論となぜ日本は経済大国となったか
第6章 「私」のあらわれ方―共同記者を読む
第7章 「貴りえ」問題そして容貌論
第8章 大衆の現在と天皇制の位置