本屋の誘惑

洋泉社編集部【編】

洋泉社（1989/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784896910513
• NDC分類 024.04
• Cコード C0095

目次

１　記憶のなかの本屋（書店でのアルバイト；思い出の書店めぐり；客をそらさない誠意；立ち読み少年；神田神保町界隈；新宿のサロン紀伊国屋さん　ほか）
２　本屋めぐり（記憶の中の書店の表情；書店との微妙な関係；郷里の書店；人類の脳のなかで；郷愁と空腹を誘う；第三の出合い　ほか）
４　本屋よもやま話

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ｓｅｙ]

著名人達が本屋との思い出を綴る本。その中には赤川次郎や山田風太郎、田中小実昌なども名を連ねています。その思い出には本好きなら共感できる話がたくさんあります。少年倶楽部に少年ジャンプと世代の隔たりがあっても、小銭握って本屋に向かうワクワク感は今も昔も変わらないのですね。その一方で終戦直後の本屋の話もあり、若輩者の私には計り知れないような本への思いにも惹き込まれました。ネットで本を買う事も多くなった時代ですが、これを読んでまた本屋に行き、棚をじっくり眺めて本を探したくなります。

2015/05/22