内容説明
全世界的な社会主義の崩壊によって、商品化が生活全域に浸透し、街も店も、ストックも、今や、ブランド商品として自らを完成させようとする時代がやってきた。マーケティングエッセイ。
目次
1 都市の現在(街と店に、人格性と物語性を―90年代の商品流通と都市開発に;1990年代ライフスタイルはどうなるか;豊かな時代は格差の時代;都市の現在―「快適さ」のコンセプトをめぐって;都市への期待)
2 ニューリッチ社会とライフスタイル(ニューリッチ社会;現在のライフスタイル)
3 パッケージは文化である(90年代のネーミング戦略―ネーミングは時代を映す鏡;パッケージは文化である;商品の価値分析〈四題〉)
4 音と食のマーケティング
5 都市の時代の光と影(マーケット・ナウ;都市を彩る33のKEY WORDS)
付録 コンセプト・リサーチ―価値認識の方法