内容説明
環境を保全することは、人類の義務であり、その破壊は人類の破滅にも通ずる。人類とあらゆる生命体を救い、住みよい社会を構築するには、自然との調和をはかる以外にはありえない。環境の保全は21世紀における人類最大の課題でもある。本書は、地球と人類との共生と人類相互の協調を説く仏法の思想を根底に、経済成長と地球環境汚染との関連につき鋭く追及したものである。
目次
経済成長と地球環境
第一部 地球温暖化の現象形態(地球の温暖化;オゾン層の破壊;酸性雨の降下;熱帯雨林消失の状況;砂漠化の進行 ほか)
第2部 環境ホルモンとダイオキシン(環境ホルモン;ダイオキシン;ゴミとダイオキシン;タバコとダイオキシン)
世界の人口急増と食糧の需給問題
著者等紹介
菅谷章[スガヤアキラ]
1930年11月7日東京都生まれ。東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得修了、元東海大学大学院(経済学研究科)教授、経済学博士(東北大学・論文博士)。専攻は社会政策論(労働経済論・社会保障論)、社会思想史、仏教思想論
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