目次
見宝塔品(けんほうとうほん)第十一(見宝塔品第十一のあらすじ;宝塔はなぜ出現したのか;虚空に昇る;誓いを立てよ;真実を生きることのむずかしさ;「虚空」の意味するもの;この章が説こうとする究極のテーマ)
提婆達多品(だいばだったほん)第十二(提婆達多品第十二のあらすじ;提婆達多という人物;提婆達多はなぜ成仏できたのか;「女人成仏」という破天荒な主張の真意;仏教が女性を敵対視したほんとうの理由;現代版「竜女成仏」;正統的な「悟り」とは)
五勧持品品(かんじほん)第十三(勧持品第十三のあらすじ;もう一つの、女人成仏の物語;熱い想いをふるいたたせる二一行の偈文;遙かなるものへの憧れ)
安楽行品(あんらくぎょうほん)第十四(法華経を説く者は、まず身心を調えよ;「摂受」と「折伏」;仏教と「意識下」の世界;折伏という布教方法と現代;安楽行品と元政上人)
著者等紹介
久保田尭隆[クボタギョウリュウ]
1947年八幡市(現在の北九州市八幡東区)に生まれる。県立東筑高校卒業後、早稲田大学商学部に入学。しかし、人生と社会に疑問を感じ、数年間の宗教的遍歴を経て仏門への出家を決意する。さらに数年間の修行期間を経て正式の僧侶となる。1978年立正大学仏教学部を卒業。名前を幸夫から堯隆と改名する。お寺からお寺への役僧生活を三十年以上続けてきたが、2008年、神奈川県平塚市の日蓮宗・貞性寺の住職となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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