戦争の悲惨―視覚表現史に革命を起した天才ゴヤの第二版画集

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  • サイズ A5判/ページ数 173p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784896425093
  • NDC分類 735
  • Cコード C0371

著者等紹介

谷口江里也[タニグチエリヤ]
詩人、ヴィジョンアーキテクト。1948年生まれ、石川県加賀市出身、横浜国立大学建築学科卒。1976年にスペインに移住。帰国後、イマジネーションと変化のダイナミズムをテーマに、ヴィジョンアーキテクトとして、エポックメイキングな建築空間創造などを行なうと共に、言葉による空間創造として多数の著書を執筆。音羽信という名のシンガーソングライターでもある

ゴヤ,フランシスコ・デ[ゴヤ,フランシスコデ]
1746年、スペイン、アラゴン州サラゴサ近郊のフエンデトドス生まれ。1828年、フランス、ボルドーで死去。スペイン絵画史上の大画家であると同時に、版画というメディアを駆使し、あらゆることを表現対象と捉え、人間の表現行為の意味や不思議さを追求して、視覚表現史における近代の扉を開いた天才。若くして画家を志し、マドリッドにおいて、王立タペストリー工場のタペストリーの下絵(カルトン)を描く仕事や、王宮のコレクションのベラスケスの作品を銅版画にコピーするなどの下積みをした後、43歳で宮廷画家に任命される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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P-man

1
ゴヤが当時の危険な政情のなか、自宅で刻んだ戦争の版画集。戦争といっても、すでに言葉が同じだけであり、近代のドアが開いて近代の国家軍隊が、中央欧州と比べてなにもかも100年遅れていると言われていた辺境の地スペインに踏み込んだ時代の、すなわちナショナリズムと紐付けれた皆殺し戦争だった。そんな悲惨な状況を描いていても、やはり堀田善衛先生のいうように、何枚かは特に傑作だと感じ、そしてそんな自分に苦味すら味わう羽目になる。(コメントに続く)2019/11/17

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