内容説明
始まりは六〇年代初頭のパリ、モンパルナスのカフェ。南仏、スペイン、イギリス、ベルギー、オランダ、東欧、ロシア、そして日本。現地で見聞した演劇、映画、美術の数々…五十年以上、多くの作品に触れてきた、その回想に見える世界の変遷、感嘆と失望…辿りついた、あるべきグローバリゼーションの姿とは!
目次
第1章 六〇年代初頭
第2章 パリを出て
第3章 日本に帰って1―文化の問題
第4章 “アヴィニョン演劇祭”のことなど(一九六六年)
第5章 “五月革命”をめぐって(六八~七〇年代初め)
第6章 七、八〇年代から二十世紀末へ
第7章 二十一世紀を迎えて―“グローバリゼーション”の嵐・変容・行方
著者等紹介
渡辺淳[ワタナベジュン]
1922年三重県生まれ。東京大学文学部仏文学科卒業。東京都立大学・共立女子大学教授を経て東京都立大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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