出版社内容情報
「道徳的な人」が幸福と成功を手に入れる。
これは脳科学や心理学、進化学などの研究データが導き出した結論である。本書は、AI時代に人間が真の成功と幸せを手に入れるための、エビデンスに基づいた究極の戦略書である。
◆「お人よし」の罠から抜け出そう。本当の「徳」はあなたの能力を最大化する!
・今、この瞬間心に描く「ビジョン」が脳の神経回路を変化させる
・日本型エージェンシー(自分で考え選び行動する力)が私と私たちを幸せにする
・「利他性」は人類の進化の過程で獲得した最強の武器である
・徳の習慣化が、迷いのない「正しい選択」を自動化する
・脳内の暴れ馬を御して、「折れない心」と「共感力」を手に入れる
・「死者の道徳」を羅針盤に、激動の時代を生き残る
◆生存戦略とは
本書が説く生存戦略とは、?い人?の中で「信頼を失わず」「周囲の賛同と協?を得ながら」「?く成?し続ける」ための?の?向性・考え?のことをいう。一時的な成功のために、即効性を求める戦略や他人との競争に勝つことだけを目指す戦略とは一線を画す。
◆本書はじめにより
現代社会では能力やスキルが重視されがちだが、それらだけでは持続的な成功や幸福を得ることは難しい。知識や技術は時代とともに変化し、時には陳腐化する。しかし、徳に根ざした人格はどのような時代においても人を支え、成長を促す不変の価値を持っている。
徳によって心の力を磨き、活かすことは個人の幸福のためだけではない。それは、激動の時代を生き抜き、次世代へと社会を持続させていくための、最も根源的で確かな生存戦略でもある。自己の成長を通じて周囲の人々や国家・社会全体にも好影響をもたらすことができるのだ。
【目次】
はじめに
凡例
第1章 心を変えれば、人生が変わる
1 “心の力”を探求する――神経科学が明かす心と脳と自由意志の秘密
2 マインドセットで変わる“心の力”――思考の枠組みが能力・幸福・人生を形づける
3 内的統制感とポジティブ感情の力――「自分でできる」「やってみよう」が広げる可能性
4 愛国心と畏敬の念――個を超えて、国、自然、神へ向かう心
第2章 志を立て、未来を生き抜く
1 生きるための指令――多様な領域に肯定的な影響を及ぼす目標
2 挑戦を成功に変える条件――グリット・自己表現・他者からの支援がもたらす飛躍
3 “日本型エージェンシー”という志――ラーニング・コンパスと「維新の精神」が導く、これからの人づくり
第3章 道徳的な心、悪徳に厳格な心
1 人間の道徳心は生得的か?――無私の行動に隠された人間の本性
2 人間の道徳心の起源を探る――生得性・進化・脳科学から紐解く「善」と「悪」の選択
3 心の鏡としての道徳――悪徳を見抜き、善を希求する力
4 利己と利他をめぐる人間理解――より道徳的になるために教育が必要
第4章 徳を身につけ開花する
1 徳は学べるのか?――早期教育と実践者に学ぶ徳の獲得法
2 有徳者は道徳的ロールモデルに学ぶ――ロールモデルが導く徳の学習メカニズム
3 ポジティブ心理学が注目する徳と幸福感の関係――強みと徳が育むウェルビーイング
第5章 人を育てる見えざる力――非認知能力と道徳の再発見
1 伝説的名コーチの選手育成法――技能を超えて人を育てるコーチング論
2「心」「徳」の教育を深化させる非認知能力研究――「育てられる徳」への挑戦
3 自己制御という中核的非認知能力――自己を律する力の教育
4 レジリエンスと道徳心―― ベートーヴェンとフランクルに学ぶ人間的強さ
第6章 存続と繁栄をもたらす道徳心の力
1 老舗や皇室の存続を支えてきたものとは?――死者を想い、生者を導く日本人の道徳
2 世界が注目する渋沢栄一の「道徳経済合一説」――資本主義の限界を超える倫理的ビジョン
3 道徳心と企業・国家の興亡――ローマ帝国衰亡史の教訓から
おわりに
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- 洋書
- Black River



