出版社内容情報
日本刀研究の第一人者、小笠原信夫の刀工論
――刀剣書にみられる刀工の精査分類というものは刀剣鑑定という永い歴史と伝統の中で培われたものであるが、それが歴史事実と掛け離れてしまって、刀剣分野での特殊な体系づけとなっている場合が往々にしてみられる。やはりこのような事象は歴史の中へ引き戻す必要のあることで、他の分野の職人史、工芸史と共に語られるものでなければならない。
(本書「第十章 備前長船鍛冶の研究」より)
【目次】
第一章 大坂新刀鍛冶・河内守国助考
第二章 江戸の新刀鍛冶
第三章 備前長船鍛冶 右京亮勝光・左京進宗光の性格
第四章 小柄小刀私考
第五章 出羽大掾国路に関する一私考
第六章 埋忠明寿とその周辺 ?
第七章 埋忠明寿とその周辺 ?
第八章 埋忠明寿とその周辺 ?
第九章 長谷部国重についての一考察
第十章 備前長船鍛冶の研究
第十一章 新藤五国光に関する一考察
第十二章 備前大宮鍛冶の系譜に関する問題
第十三章 山城鍛冶了戒・信国考
第十四章 室町時代刀剣の様相
第十五章 龍門延吉に関する一考察
第十六章 『古今銘尽』開版の諸条件
初出一覧
あとがき(小笠原小枝)
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