出版社内容情報
ダメさが目立つ千葉市だがその実態を暴きだし、幕張新都心や千葉市のニュータウンの現在の状況を加えた一冊です。
内容説明
千葉市は世界一巨大な「首都圏」を構成する重要な都市だ。深い歴史を誇る千葉県の「県都」であり、人口は100万人に迫る。…のだが、千葉市の存在感は、首都圏の中で抜群に低い。人口をみると千葉市は約97万人だが、横浜市は約373万人、さいたま市は約128万人と大きく差をつけられている。市のブランド力では横浜市の足元にも及ばず、近年「副都心」として目茶苦茶な発展を遂げているさいたま市にも大きく引き離されてしまった。ただ、県単位で見ると、千葉県は大したものだ。船橋・市川・津田沼といった葛南地域、柏、松戸などの東葛地域は、東京の郊外地域と比べて優位に立つほどの発展を遂げているし、工業、漁業、農業などの産業は、国内有数の力を誇っている。そんな「スゴイ千葉県」の県都なのに、なぜこんなに「ダメ」なのか。印象の薄い謎の都市・千葉市の秘密を探っていこう。
目次
第1章 千葉市ってどんなトコ
第2章 千葉市の歴史は千葉氏と埋立地が作った
第3章 千葉市の存在感はなぜ薄い!?
第4章 ガリバー企業を中心に人種構成が成り立つ
第5章 市内はもう社会問題だらけ で、どうする?
第6章 体のよいコ・頭のよいコ 千葉市の教育ってどうよ
第7章 美味しいところが集まる中央区とその他
第8章 新生千葉はこの先も引きこもる?
著者等紹介
小森雅人[コモリマサト]
埼玉県行田市生まれ。フリージャーナリスト
藤江孝次[フジエコウジ]
福岡県北九州市生まれ。父親の仕事の関係で日本各地を転々とし、結果的には東日本在住歴が長くなってしまった。大学生時代は千葉県で過ごし、社会人になってからはしばらくして都内に住んでいたが、またもや千葉県に戻ってしまった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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