内沼映二が語るレコーディング・エンジニア史 スタジオと録音技術の進化50年史

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内沼映二が語るレコーディング・エンジニア史 スタジオと録音技術の進化50年史

  • 著者名:内沼映二【著】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • DU BOOKS(2019/09発売)
  • ポイント 25pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784866470924

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内容説明

レコーディング・エンジニア集団「ミキサーズラボ」設立40周年記念企画!

日本が世界に誇るレジェンド現役エンジニア、内沼映二が
50年のキャリアととともに、エンジニアが行ってきた仕事の変遷と歴史を総括。

モノラル録音時代からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、
数々のヒット曲と劇伴を手がけてきた現役レジェンドによる録音学、ここに集約!

<目次>
まえがき 「アルチザンであり、アーティストでもあるエンジニア・内沼映二」志熊研三
序章 めまぐるしい環境の変化とともにあったエンジニア人生
第1章 歌謡曲の時代I(1962-1968)
第2章 歌謡曲の時代 II(1969-1974)
 Technique Column1:録りのテクニック
第3章 歌謡曲からニューミュージックへ(1975-1978)
 Technique Column2 : トラック・ダウン時におけるテクニック
第4章 ニューミュージックの時代(1979-1985)
 SPECIAL INTERVIEW 01 豊島政実(音響設計家)
 Technique Column3:マイクとマイク・アレンジについて
第5章 ニューミュージックからJ-POPへ(1986-1990)
 Technique Column4:レコーダーと録音テープについて
 Technique Column5:2トラック・テープ・レコーダーを使ったテクニック
第6章 J-POPの時代(1991-2000)
 SPECIAL INTERVIEW 02 石川さゆり
 Technique Column6:ドルビー/ノイズ・リダクションを使ったテクニック
第7章 オールマイティな時代(2001-2019)
 SPECIAL TALK 角松敏生×内沼映二
 Technique Column7:リヴァーブ・テクニック
第8章 未来へ(2020-)
 Technique Column8:現在のシステム
SPECIAL REPORT 『OMEGA TRIBE GROOVE』制作レポート
 SPECIAL COMMENTS 01 林哲司(作曲家)
 SPECIAL COMMENTS 02 船山基紀(編曲家)
 SPECIAL COMMENTS 03 三浦瑞生(ミキサーズラボ代表取締役社長)
あとがき 志熊研三

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

qoop

8
半世紀以上のキャリアを誇る著者が語る、日本のレコーディング技術・機材・環境の変遷。技術革新イコール高音質ではないと聴き取る著者。培った技術を駆使してデジタルとアナログという新旧の機材を使い分ける仕事ぶりを読む。簡便に流れるレコーディング環境への警鐘であると同時に、進取の気風を拒む野暮を諌める柔軟さの発露でもある。石川さゆりさんにレコーディングへのこだわりを聞くなど、ゲストコーナーも興味深い。2019/10/18

しゅん

7
演歌、歌謡曲、ジャニーズ、シティポップの有名作を多数担当した名エンジニアの語る50年。プロトゥールズ誕生までのレコーディング・エンジニアの進化ってとんでもなくデカいよなぁと改めて実感。レコーディングスタジオ自体が、最初はダンスホールでのライブ録音→トラック数が増えたことに対応するため、音被りしない別録りのスタジオ→ライブ感を出すために残響を強調したスタジオに、という変化を遂げているのも面白かった。対談をしている角松敏生の話し方が快活だったのも印象的。2021/11/02

LNGMN

6
藤圭子・西城秀樹・石川さゆり・福山雅治・SPEED・少年隊etc...あげればきりがないほどの名曲の数々を手掛けた日本を代表するエンジニア・内沼映二による回顧録。テープレコーダ2ch同録から100chを超えるProTools時代への機材の変遷や技術革新の中にいた(そして多くを生み出してきた張本人の)キャリアから導かれる言葉は、宅録全盛の今だからこそ響くものばかりだ。2019/10/12

Kolon

1
巨匠の仕事の歩みをレコーディングの歴史と共にまとめた本。話の中身はプロ仕様の内容だが録音を仕事にしている人、興味のある人には参考になる話が満載だ。独特の感性を持ったエンジニアの方だと思うが、百戦錬磨の経験を本書を通じて知るのは面白い。 どちらかと言えば歌謡曲畑のエンジニアという印象が強いのだが、古希になっても現役でやっているのはサスガである。2021/11/15

ishida

1
次々と登場する機材、わからないながらもこういうのを嬉々として話す人の話は面白い!2020/02/05

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