内容説明
眺望・景観をめぐるまちづくりの法・条例と政策の現状を整理し、眺望・景観紛争の裁判例を分析した画期的な1冊。国立マンション事件と鞆の浦事件を中心として眺望・景観をめぐる判例・裁判例を分析・整理しているため、眺望・景観紛争のポイントを把握するのに好個の書。先進的な地方自治体の眺望・景観に関する取組み事例を紹介、検討しており、法律実務家はもちろん、行政の担当者やまちづくりに取り組む方の必読書。
目次
序章 観光立国への道―景観法の活用
第1章 まちづくりと景観法
第2章 眺望・景観紛争の論点と到達点
第3章 眺望・景観紛争の到達点―2つの注目判例から
第4章 住民参加のまちづくりと景観法
第5章 景観法の制定とその活用
第6章 屋外広告物と景観法
第7章 景観政策の新たな展開―攻めの景観条例へ
終章 日本はどこへ行くのか―景観をめぐる法と政策への不安と期待
著者等紹介
坂和章平[サカワショウヘイ]
1949年(昭和24年)愛媛県松山市生まれ。1967年(昭和42年)大阪大学法学部入学。1971年(昭和46年)大阪大学法学部卒。1972年(昭和47年)司法修習生(26期)。1974年(昭和49年)大阪弁護士会登録。2001年(平成13年)日本都市計画学会「石川賞」(「弁護士活動を通した都市計画分野における顕著な実践および著作活動」)、日本不動産学会「実務著作賞」(『実況中継 まちづくりの法と政策』)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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