内容説明
フィールドワーク、酒と器と旅を通して、多様な地域、業種、人物を取り上げる。企業経営における伝統と革新の相克、ものづくり・まちづくり・ひとづくりの循環・融合。そこから紡ぎ出される、地域を主体にした壮大な循環型地場産業、統合型地域産業政策構想。等身大ながらも斬新で興味深く、ぜひご一読を!
目次
持続可能な社会・地域と循環型産業づくり
第1部 地場産業への新たな視座(新時代に生きる地場産業の再評価;地場産業のサバイバル戦略とイノベーション)
第2部 「産地革新」の創意的展開(陶磁器地場産業にみる「産地革新」;清酒製造業の「企業革新」と「産地革新」;地場産業による観光振興と「まちづくり」;産地革新が促すもの・まち・ひとづくりの融合と循環)
第3部 循環型地場産業の創造(循環型地場産業への視座;「デジタル化」による「ものづくり」「まちづくり」「ひとづくり」―福島県会津若松市にみる三位一体的展開)
統合型地域産業政策の理念と構想―循環型地場産業の創造に向けて
著者等紹介
熊坂敏彦[クマサカトシヒコ]
1951年福島県福島市に生まれる。1975年東北大学経済学部卒業。1975年~2002年5月日本長期信用銀行(現新生銀行)。2015年~現在、昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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