内容説明
本書は、e‐ラーニングシステム「Apty」(Automated Practice & Test sYstem)について解説したもの。Aptyシステムには、3つの特徴がある。まず第1に、Aptyシステムは「かんたん」であるということ。本書付属のCD‐ROMからファイルをパソコンへコピーし、Aptyシステムインストールツール・ウィンドウで、Apty管理者としてのパスワードを指定するだけで、Aptyシステムをインストールすることができる。Webサーバやデータベースサーバ等のインストールや複雑な設定は、すべて自動化されている。第2に、Aptyシステムは「あきない」ということ。Aptyシステムでは、問題をランダムに出題するので、毎日、新しい問題を少しずつ短い時間で練習することができる。また、練習や一連の小テストからなる試験では、トップ10の成績を科目ホームページに掲載でき、だれでも、掲載されたトップ10の成績を閲覧することができるので、生徒同士が競い合い、互いに切磋琢磨することができる。そして、第3の特徴は、「ためになる」システムということ。練習や試験では、生徒が誤答した問題について、適切なアドバイスを提示できる。また、教科書等の復習して欲しい章節を容易に示すことができる。生徒は、試験で誤答した問題については、あとから何回でも復習することができる。
目次
1 入門編(Aptyシステムのインストールと運用;学習者によるAptyシステムの利用;Apty管理者による科目の新設 ほか)
2 上級編(Apty管理;科目管理)
3 専門編(Aptyシステム・データベース;Aptyシステムのカスタマイズ)
4 付録AptyシステムCD‐ROM
著者等紹介
下村隆夫[シモムラタカオ]
1973年京都大学理学部数学科卒業。1975年東北大学大学院理学研究科修士課程修了。1975年~93年NTTソフトウェア研究所勤務。1992年~94年電気通信大学大学院情報システム学研究科客員助教授。1993年~96年ATR通信システム研究所勤務。1996年~現在、徳島大学工学部知能情報工学科教授。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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