内容説明
炎(プロクス)と呼ばれる力が支配する世界。小悪魔インクの“呪い”によって、『MP0(エムピーゼロ)』 な落ちこぼれになってしまった高校生・真柴七瀬の人生は、ある日の放課後に一変した。特殊な千里眼を持つ<先見のイヴ>東雲彪女との劇的な出会い ── 『校内一の美少女が目の前でなぜか服を脱ぎ始めた』 ことを契機とし、七瀬は彼女が囚われている 『哀しみの連鎖』 を知る。それを断ち切ろうとする七瀬だが、彪女を狙う刺客に術式による攻撃を仕掛けられ ──! 学園術式バトル登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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4
うわ、何この露骨な売れ線狙い! 個人的にはあまり好みではないが、三木編集あたり好きそうだなー、と思ったら本当に三木編集の手による作品。あえて作者の近江先生の手によるものとは言いません。インデックスの流れを受けて、科学的な考証は(中途半端に持ち出す割には)全力で放棄しているところが潔くて素敵です。前半のメインヒロインの行動がちょっと回りくどすぎて分かりにくい割にはあっさり作中の人物が納得してしまったり、予定調和な主人公の言動・動機と覚醒、お説教。もはや様式美ですね。賞賛に値します。2012/05/20
タカユキ
3
運命だの呪いだのに対する説教臭さは某そげぶさんを髣髴とさせますね。いやーウゼェ。まぁ熱いと言えば熱いんだけど、どうにもこうにも独り善がりが多くてね… 能力バトルは悪くなかったと思います。「真空」使いとは珍しいですからね。科学的なツッコミは無しの方向でおきましょう。終盤で、「小悪魔」の呪いとのバトルになるわけですが、その間ヒロインの出番が一切無いのは構成おかしいんじゃないの?サポートさせようよ。直前まで敵だったキャラとの共闘ってのも燃える展開ではあるんだけどさぁ。2012/05/24
デート・ア・ライブ
3
わーい♪ちみっ娘キター さらに自分のことボクっていうぼくっ娘なら体の穴という穴から得体のしれないモノ噴出して トンでもない事になっていたなオレ(笑) 新人さんだよね?つかみはOKだし、有りそうでなかったプロットで面白い、ヒロインの「道」に干渉する主人公はウザったさ全開ですが、引き下がったら物語エンドだしシャーナシだ!サクサク読めるので物語のスピード感が楽しめました。何気に状況書くのが上手いので戦闘シーンもばっちり。しかも絵師さんはnyanyaさんだよ? ラストで首輪がネックレスになったインクちゃん、2巻出2012/05/13
nawade
3
★★★☆☆ 安心の三木印は今回も健在なのか?序盤から中盤にかけては劣化版禁書のイメージが拭えず眠い展開だったがクライマックスの盛り上がりはなかなか良かった。もう少し、主人公の言動に説得力をもたせられれば、より共感できて話に集中できただろうに。幼馴染の空気っぷりに泣ける。2012/05/10
【銀】
2
いやはや、自分には合わなかったとでも言うべきか……まず程よくうざいキャラしかいない。中盤以降はどう見ても劣化禁書目録。途中から一切出てこなくなった幼馴染は本当に必要だったのか。自分の護衛対象を餌にすることのできる先生があっさり退いちゃったりとか。急に無双しだす主人公とか、本人的には死に様を決めたらしいからいいのかもしれないが、ステキメガネさんがいなかったら封印の方法もわからずじまいだしその辺もご都合主義っぽいなぁ。2012/06/28