内容説明
本書は、商用Linuxの代表とも言える、Red Hat Enterprise Linuxが走っているサーバの管理を任された、という立場にいる方を対象としている。Linuxシステムだけに目を向けるのではなく、ITインフラ全体の管理的な立場にある(またはこれから管理者になる)方々に向け、『なぜシステム管理は必要か』、『何を用意し、いつ何を行なうべきか』、『どうトラブルに対処するのか』、『管理者はどうあるべきか』というテーマを中心に据えて、システム管理の指針となる事例を取り上げ、徹底して作業の方法を具体的に解説した。
目次
システム管理のガイド
ブートローダ
起動シーケンスとinitプロセス
RPMパッケージの管理
TGZパッケージのインストール
サービスの制御
ユーザの管理
パスワードの管理
グループの管理
ファイルシステムの操作と管理
バックアップ
RAIDシステム
cronによるスケジュール実行
syslogによるログ管理
システム環境の設定
著者等紹介
西尾和彦[ニシオカズヒコ]
1984年中部大学工学部電子工学科卒業。現在、中部職業能力開発促進センター(厚生労働省所轄、雇用・能力開発機構設立)情報・通信系講師。組み込み制御機器・産業用ロボット等のプログラマ、SE、専門学校講師、短大講師を経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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