内容説明
本書では、Windows Server 2003を中心に、どのようなドメインを構築する際にも最低限必要になる基本設定にかかわる操作と、オプション的な追加機能の利用に関する操作とに分けて、2部構成としています。前者の「基本編」では、ネットワークドメインと最初のドメインコントローラの作成、DHCP、DNSの設定とユーザー管理について、手順を追って一般的な解説を行なっています。これらの設定操作や知識は、ドメインの作成を進める場合だけでなく、管理・運用を行なう際にかならず必要になる部分です。後者の「応用編」では、ファイルサーバーの利用やWebサーバーの構築、メールの利用など、追加機能の設定操作を紹介しています。また、ドメインに接続するクライアントマシンの設定も説明しています。ここでは、ご自分の必要になる項目だけを選んで参考にしていただければよいでしょう。
目次
基本機能―操作の概要
サーバーマシンのネットワーク設定
ドメインコントローラの作成
DNSの設定
DHCPの設定
ユーザー管理の概要
管理コンソールの操作
応用機能―操作の概要
クライアントマシンのネットワーク設定
ファイルサーバーの利用
Webサーバーの利用
メールの利用
セキュリティの強化
スケジュールタスクの利用
インデックスサービスの利用とサービスの管理
著者等紹介
鈴木勉[スズキツトム]
1951年、早稲田大学第一文学部卒業。東京都在住。もともとは文科系で国際政治史が専門だったが、仕事の都合からパソコンの黎明期よりソフトウェア開発に携わってきた。現在は、コンピュータ関係・一般教養関係の書籍執筆、自治体および企業研修(コンピュータ関係、ディベート/プレゼンテーションなど)、学校講師、コンピュータ管理などの業務に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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