内容説明
日本全国に散在する廃鉱を、20余年歳月をかけて撮りつづけてきた著者の比類なき労作。日本人が求め、失ったもの、そしてまだ在るものを静かに伝える珠玉の作品集。
著者等紹介
萩原義弘[ハギワラヨシヒロ]
1961年群馬県高崎市生まれ。1985年日本大学芸術学部写真学科卒業。現在、毎日新聞社出版局写真部勤務、九州大学石炭研究資料センター学外研究員金属鉱山研究会会員。2001年さがみはら写真新人奨励賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よしじ乃輔
5
モノクロと侘しさ。かつて日本を支えた盛業の在りし日を偲ばせる。一度訪れてこの目で見てみたい。2023/02/10
U-G.Kintoki
2
淡々としていて実にいい。工場や鉱山の廃墟はなんとも言われぬ雰囲気があるな。表紙の写真のセレクトは最高だわ。2014/06/25
ず ん さ ま
1
写真家・萩原義弘氏を知るきっかけになった写真集。「炭鉱」や「廃坑」をとらえた写真の中に感じる高い芸術性は、数多の廃墟写真とは一線を画している。写真技術に裏打ちされた力強さと揺るぎなさが、どの頁からも伝わって来る。2004/09/13
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