内容説明
支配エリートはどこから来てどこへ行こうとしているのか。体制転換にともなって政治・経済エリートはどう変わったか。個人の経歴を含む多様なデータを基礎に、その構造的変化を新たな視角からダイナミックに実証分析した労作。
目次
第1部 ソ連後期における政治エリート(ソ連社会―制度的多頭制;ソ連共産党支配エリート―1966~91年;中央委員会機構―1981~91年;政府官僚機構;ソ連最高ソビエト―融合から分裂へ;ゴルバチョフのモトでの政治エリート―凝集と分裂)
第2部 ポスト・ソビエト支配エリート(新興エリート―エリツィンとロシア連邦最高ソビエト、1990~93年;転換―政治エリート、1991~95年再生産か周流か?;経済エリート―1991~96年、再生産か周流か?;エリツィンのもとでの移行―エリートの価値観;結論)
著者等紹介
溝端佐登史[ミゾバタサトシ]
1955年生まれ。京都大学助教授
酒井正三郎[サカイショウザブロウ]
1950年生まれ。中央大学教授
藤原克美[フジワラカツミ]
1967年生まれ。大阪外国語大学講師
林裕明[ハヤシヒロアキ]
1972年生まれ。京都大学大学院生
小西豊[コニシユタカ]
1965年生まれ。岐阜大学講師
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