内容説明
韓国の言論民主化運動から形成された同紙は、なぜ権力を監視する報道を持続できたのか。創刊過程と理念、報道・論評活動を分析し、韓国ジャーナリズムと社会変化のプロセスを解明する。
目次
序論 韓国ジャーナリズム研究の視角
第1章 言論民主化運動の展開過程
第2章 『ハンギョレ新聞』創刊過程の分析
第3章 『ハンギョレ新聞』の理念
第4章 『ハンギョレ新聞』創刊以後の言論民主化
第5章 「民主化」以降の『ハンギョレ新聞』
結論 言論民主化運動と韓国ジャーナリズムの変容―ダイナミズムとしての『ハンギョレ新聞』
巻末資料
著者等紹介
森類臣[モリトモオミ]
1979年生まれ。立命館大学コリア研究センター客員協力研究員。大谷大学ラーニング・スクエア(学習支援室)アドバイザー。同志社大学・立命館大学・大谷大学・近畿大学などで非常勤講師等を務める。同志社大学大学院社会学研究科博士課程(後期課程)退学、博士(メディア学、同志社大学)。専門分野は歴史社会学、ジャーナリズム論およびマス・コミュニケーション論、地域研究(現代韓国朝鮮)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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