出版社内容情報
「擬対策」は山田方谷の本格的な政治論であり、当時の社会の風潮を鋭く洞察して、広く政治に携わる者の資質の高さと強い倫理観を求めており、国家盛衰の理についても言及している。さらに、本書は「擬対策」本文にとどまらず、方谷の生涯や業績について述べ、さらに、方谷が書き残した1056首の漢詩の中から代表作を紹介しており、方谷の人物像を多方面から理解する上で格好の書。
深澤 賢治[フカザワケンジ]
著・文・その他
目次
山田方谷の人物像(生き神様;両親;陽明学 ほか)
「擬対策」(対策に擬う)(盛世の要努;常に書を読む;『周易』を読む ほか)
詩(学問;病氣;家庭 ほか)
著者等紹介
深澤賢治[フカザワケンジ]
(株)中斎塾塾長。(株)シムックス・群馬郵便逓送(株)・代表取締役会長。NPO法人日本民俗経済学会理事、財団法人郷学研修所・安岡正篤記念館評議員。1947年、東京生。69年、二松學舍大学卒業。75年、群馬県太田市に利根警備保障株式会社(現・株式会社シムックス)を設立。社業の傍ら、各種勉強会で論語・陽明学・知足等を講ずる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。