出版社内容情報
漢唐学の先駆者
中国唐代、 経典 (儒教の経書) の正文を求める運動があったが、 慊堂は漢唐の時代の注釈を研究し、 学問の正しい在り方を示した。
その弟子の息軒は慊堂の学問を継承し、 幕末?明治という激動の時代の中で、 論語全巻に合理的な注解を施した名著『論語集説』 を書き上げた。
漢唐学を提唱した両師弟の生涯と学問を描く。
序
松崎慊堂
一、 出 自
二、 流 亡
三、 修 学
四、 つまずき
五、 褐を釈く
六、 朝鮮通信使
七、 帰 郷
八、 石経山房へ
九、 五十八歳の転機
一〇、 山荘の生活者
一一、 修経のこと、 及び 『慊堂日暦』
一二、 終章
著作等および参考文献
松崎慊堂略年譜
安井息軒
一、 はじめに
二、 修学時代
三、 安井夫人のこと
四、 明教堂から振徳堂へ
五、 苦悩する息軒
六、 松崎慊堂
七、 三 計 塾
八、 昌平黌儒官
九、 二人の友
一〇、 北潜日抄 ?
一一、 北潜日抄 ?
一二、 申し渡し条々
一三、 『管子纂詁』
一四、 『論語集説』 について
一五、 晩 年
一六、 倉田幽谷のこと
一七、 安井朴堂
参考文献
安井息軒略年譜
小宮 厚[コミヤ アツシ]
著・文・その他
町田 三郎[マチダ サブロウ]
著・文・その他
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慊堂ー本領は生活にある・学問の形に変えた生活 病棟とは観念ではなく経験することである 松崎慊堂: 出自 流亡 修学 つまずき 褐を釈く 朝鮮通信使 帰郷 石経山房へ 五十八歳の転機 山荘の生活者 修経のこと、 及び 慊堂日暦 息軒-公証を主とする慊堂に師事→己の進むべき道を知る 今日においても日通両国で評価高い 安井息軒: 修学時代 安井夫人のこと 明教堂から振徳堂へ 苦悩する息軒 松崎慊堂 三計塾 昌平黌儒官 二人の友 北潜日抄 申し渡し条々 管子纂詁 論語集説について 晩年 倉田幽谷のこと 安井朴堂2024/09/19
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