出版社内容情報
当代随一の博学を誇り儒学はもとより、医学を始め実学に画期的業績を残し、シーボルトを絶賛させた大儒益軒の生涯と学問の全容。
関係論文7編を併催。
岡田 武彦[オカダタケヒコ]
著・文・その他
内容説明
朱子学精神の日本的な継承と発展。当代随一の博学を誇り儒学はもとより、医学を始め実学に画期的業績を残し、シーボルトを絶賛させた大儒益軒の生涯と学問の全容。関係論文7篇を併載。
目次
貝原家の系譜
博多と益軒
天稟の才
長崎と益軒
再度の出仕
京都遊学
朱子学の信奉
藩老への諌言
君主の心得を説く
諸国を観光
晩年の著述と臨終
理気一体論
神儒一体論
朱子学への疑問
仁斎の古学を批判
益軒の実学
実学と理気一体論
実学と儒学
朱子学と実学
実学と全体大用思想
実学と万物一体の仁
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学史専攻(当時)卒業。昭和33年九州大学教授。昭和35年文学博士。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学定年退官・中華学術院栄養哲士、九州大学名誉教授。平成16年10月福岡市の自宅にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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