出版社内容情報
王陽明の生涯と体認の思想を誰にもわかるようにと、万感の思いで書下した華生の大著の第一冊。生き生きと蘇った陽明像は、人々の心を振起させ生きる指針となる。
岡田 武彦[オカダ タケヒコ]
著・文・その他
内容説明
陽明の生き方・考え方を宋明儒学研究の第一人者が、多くの文献を駆使して掘り起し、知行合一の哲学=陽明学の本質を平易に説いた混迷の時代の行動指針。
目次
序章 文武両全の大哲人
第1章 大哲人の生誕
第2章 祖先の令徳
第3章 豪放不羈の少年
第4章 五溺の時代
第5章 聖学への道
第6章 聖学の唱道
著者等紹介
岡田武彦[オカダタケヒコ]
明治41年11月兵庫県姫路市に生まれる。昭和9年旧制姫路高等学校を経て九州帝国大学法文学部支那哲学科卒業。昭和33年九州大学教授。昭和41年米国コロンビア大学客員教授。昭和47年九州大学退官・中華学術院栄誉哲士。現在、九州大学名誉教授・文学博士
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