内容説明
もう一つの英俊雄傑思想の原点。国難の幕末、功成した二人の英雄山田方谷と阿部正弘の根底には『中庸』の教え「誠」があった。本書は閑谷学校での山田方谷自身による『中庸』講義原文と、わかり易い現代訳及び解説を収録。
目次
『中庸』第一段 1~5(第一章)まず子思の中庸の道の結論をいう
『中庸』第二段 6~22(第二章~第十一章)前後を補強するため、孔子の語を引き、説明
『中庸』第三段 23~56(第十二章~第十九章)子思また語を発し孔子の語の中より意を広げる
『中庸』第四段 57~73(第二十章)上を結び下に起こす中間の大切な処で政を主に論じ誠をいう
『中庸』第五段 74~82(第二十一章~第二十六章)誠の義を説き明を説く
『中庸』第六段 83~98(第二十七章~第三十三章)孔子唐虞三代の治政を教とされたが異端起こり子思この書を作り聖人の道たつ
著者等紹介
池田弘満[イケダヒロミチ] 
昭和26年広島県生まれ。元学校長・元論語普及会副会長。永年小学校教員として奉職。法規・法令に基づき、その学習指導要領に示された目標、内容の実現のため、他職員とともに、知的能力や道理、数学的な考え方、個に応じた指導等について実践研究し定年で退く。一方、功成し感動した英俊雄傑の足跡を訪ね各地を訪れる。そして、それらの人物が学んだ経学の学びに広げ、現代のマネジメントや心理学、脳科学所見と重なる部分多きに驚き更に学ぶ。現在は、これまでを振り返り、偉人や古典の重みを多くの人々と共に味わいながら温故知新の感謝の日々である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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