出版社内容情報
戦前戦後を通じ著者は一貫して政治家や企業人としての心構えや生き方を主張してきた。戦前の経世瑣言・続経世瑣言から、今日の厳しい国際社会に役立つリーダーに痛切な示唆を与える35篇を収録。
安岡 正篤[ヤスオカ マサヒロ]
著・文・その他
内容説明
戦前戦後を通じて著者は一貫して政治家や企業人としての心構えや行き方を主張してきた。戦前の名著経世瑣言及び続経世瑣言から、今日の厳しい国際社会に立つリーダーに痛切な示唆を与える35篇を収録。リーダーの在り方を説く安岡人間学。
目次
野言(大臣;如何なる人物が天下を救うか;五種の人物;ローマ主義とゲルマニア主義;歳計;聖皇賢臣の盛事;時弊三題;日本精神と腹;送歳;新しき年と命;名士と浪人;知音;歳暮危言;政治の妙処;政治と責任;政治と親身;クライヴとリョーテ;初夢)
閑語(犬猿問答;今昔閑語;どうなるか どうするか;秋の夜;政治と人間;次に来る者;歳暮;山鹿流政治論;名臣の直言;重職心得箇条)
燈情(夜半二題;木犀;忘の説;学窓漫筆;人物学;人物学と観音薬師行;忙人の身心摂養法)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやちゃん
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以前に新将命さんが竹馬の書としてあげていた1冊です。52歳にして初めて読みました。 「つまらないことには気を散らさない」「感激のある生活」 「心中、常に喜神を持つ」「感謝」「陰徳」 そうですよね、喜神を持つ、陰徳は心に響きました。 昔、銀行の営業時代に中小企業社長が致知を読んでいて、そのころから安岡正篤氏の本を読んでみたいと思っていました。2012/11/11
MECABOO
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⚫金言集だ⚫手元に置いておき愛読したい。⚫要は、信念を持って、謙虚に、努力を(それも圧倒的な努力を)怠るな、ということか?⚫しかし、この方の理想とする日本とは具体的にどんなものだったのだろうか?2012/10/05