奄美の針突―消えた入墨習俗

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896120288
  • NDC分類 383.7
  • Cコード C0039

目次

第1章 南島の入墨の周辺(わが国入墨変遷の歴史概略;南島婦人入墨習俗の古来説論 ほか)
第2章 入墨の施行動機をめぐる論説(入墨をめぐる信仰論;入墨の階級差別説)
第3章 南島の入墨研究概要(奄美における研究概要;沖縄における研究概要)
第4章 入墨各論(入墨の呼び方;入墨施行の動機 ほか)
第5章 入墨図譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2025/01/26

momen

0
昔の沖縄で女性が手に施していた入墨「針突」を解説。針突の歴史・文化の解説と、土地ごとの入墨の模様図鑑を収録。成人の祝として地域ごとで微妙に違う模様を彫ったそうで、地元の人が見ればどの地域の女性か分かるのだそう。厄祓い的な効果も期待されていた所に、巫女文化が根強かった沖縄の地域性を感じる。マークのような簡単な模様を点々と彫るものからトライバル柄のような派手な模様を手の甲全面に彫るものまで様々あり、どれも美しい。針突を誇りとしていた女性達の喜びが伝わると同時に、今は無くなってしまったことが悔やまれる。2024/07/01

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