内容説明
遠く離れて暮らすひとり娘に、遺言書を作ろうとする老人。愛人問題を抱え、家族に内緒で遺言書を作っている中年男。そんな父の秘密を知り、自分だけはと分け前をせしめようとする娘、頑固な父に、何とか遺言書を書かせたいその息子…等など、行政書士事務所で働く主人公が、今、遺言書をめぐる家族の悲喜劇に巻き込まれる。笑って泣ける、遺言書×エンターテインメント。遺言書マル得コラム付き。
著者等紹介
田中一彦［タナカイチヒコ］
脚本家・構成作家。仙台市生まれ。フジテレビシナリオコンクールを経て『晴海コンパニオン物語』でデビュー。『音の犯罪捜査官シリーズ』『サザエさんドラマＳＰ』『セレブと貧乏太郎』『世にも奇妙な物語』（以上、フジテレビ）『キイナ』（日本テレビ）など作品多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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rachel
2
著者が脚本家・構成作家だけあって、テレビドラマのようでするする読め、見せ場もきっちり作ってある。ただ、遺言書について学べるかと思ったけれどその要素は基礎の基礎でした。細かい部分でちょっと納得のいかないところもあって、期待していた割にはちょっと残念。少なくとも自分自身には参考にならなかったなぁ。まぁ、そもそも「エンターテインメント」って詠ってるからね。2012/10/07
Oki
1
複雑な健吉の遺産分割がどうなるか期待していたが、ちょっと尻すぼみ。2023/09/02
さちこ
0
サクッと読めて、なかなか面白かった。財産が家だけだけど、遺言にしとかないと大変なことになるって説明に、目からウロコでした。2012/11/02
