失われた色を求めて

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失われた色を求めて

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  • サイズ 46判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000222419
  • NDC分類 753.04
  • Cコード C0072

出版社内容情報

鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸まで「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、日本古来の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で綴り、多くの読者を獲得した著者が遺した単行本未収録のエッセイでたどる、染と織の道。

内容説明

鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸、アフリカ、南米まで、「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、古の日本の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄(1946‐2019)。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で描いて多くの読者を獲得した著者が遺したエッセイのうち単行本未収録のエッセイで辿る染織の道、色彩に賭けた著者の情熱(カラー図版多数)。

目次

1 失われた色を求めて(古儀に準じて;薬師寺玄奘会 ほか)
2 私の色見本(生命の色‐赤;高貴な色‐紫 ほか)
3 染織史を歩く(卑弥呼の赤;絞 ほか)
4 染屋覚書(幼きころに見たもの;新年の彩鮮烈な赤 ほか)

著者等紹介

吉岡幸雄[ヨシオカサチオ]
染師・染織史家・「染司よしおか」五代目。1946年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集・広告の仕事を経て、88年に生家である「染司よしおか」を継ぐ。植物・天然染料による染色を専らとして、日本の伝統色と染織の歴史を研究。2002年、東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要にあたり管長の紫衣・糞掃衣・開眼の縷等を制作。08年には成田空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターを務める。10年に菊池寛賞受賞。11年、吉岡幸雄と染司よしおかの情熱を追ったドキュメンタリー映画「紫」が完成(企画制作 株式会社ATMK)。12年にNHK放送文化賞受賞。16年、英国のヴィクトリア&アルバート博物館に日本の70色が永久保存される。19年9月30日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tenouji

18
プラスティック製品に囲まれるようになって、いろいろな色があることを普段は意識することもない、現代。しかしながら、染める技術が発展していた時代には、色自体、その染め色を持つこと自体に価値があったんだな。色は、いかなる人種にも共通認識がある一方で、その価値観は、文化的で相対的。色は、やっぱり、面白い。2022/04/19

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

16
吉岡幸雄氏による最後の色しらべ。色の染め方、青・赤・黄・白・黒・と万物の自然の色に導かれて行く歴史とともに。人は色のない世界はありえない。そう著者はずっと色と生きていたんですね。2022/03/17

Go Extreme

4
失われた色を求めて: 古儀に準じて 薬師寺玄奘会 奇跡の染織品が遺る正倉院 眼の記憶 何事も自然とともに 私の色見本: 生命の色―赤 高貴な色―紫 親しみの色―藍 豊麗な色、魔力の色―黄・金 草木花の色―緑と襲の色目 渡来した鮮烈な色―蘇芳と臙脂 江戸時代の町人の色―茶・黒・白 近代の色、現代の色 染織史を歩く: 卑弥呼の赤 絞 縞・格子 紬 染屋覚書: 幼きころに見たもの 新年の彩 清浄なる紙衣 春の芽吹き 桜の花に心よせるとき 初夏の頃 小暑、大暑へとつづく深緑 澄んだ紅葉の色 雪のかたち 氷の色2021/11/12

takao

3
ふむ2022/01/05

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