内容説明
赤ちゃん(3歳まで)のときの育ち方が一生を決める!?表情が少ない、笑わない、泣かない、声を出さない、呼んでも振り向かない、目線が合わない、これらの特徴をもつ「新しいタイプの言葉遅れ」の子が増えています。赤ちゃんと心を通わすための心得とは?新しいタイプの言葉遅れの治し方とは。
目次
第1章 新しいタイプの言葉遅れ―テレビがつくる後天的コミュニケーション不良
第2章 新しいタイプの言葉遅れの実際の症例と解説
第3章 脳の発達と成長のプロセス―3歳までに身につく能力とは
第4章 なぜテレビ・ビデオ視聴が悪いのか
第5章 正しい赤ちゃんの育て方
第6章 新しいタイプの言葉遅れの治し方
著者等紹介
片岡直樹[カタオカナオキ]
1942年生まれ。愛媛県出身。岡山大学医学部卒業。岡山大学医学部小児科助手、川崎医科大学小児科講師、同大学小児科教授を経て、現在、Kids21子育て研究所所長。川崎医科大学名誉教授・一般小児科医。日本小児科学会評議員、日本小児保健学会評議員、日本未熟児新生児学会評議員、日本小児心身医学会評議員、こどもの生活環境改善委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BEAN STARK
2
子供にテレビを見せないためには、普段からまわりの家族が気をつけなければならないと思った。ながら食べやつけっぱなしを極力さけたい。テレビより親子のコミュニケーションの時間を多くしたい。2012/03/21
憩子
1
テレビを消して、絵本の読み聞かせをしようとおもいます。2015/11/04
あきたそ
0
テレビとラジオのつけっぱなしに気をつけて子供と双方向のコミニュケーションを。最後の方に17か条として全て纏まっている!2016/04/18
ジブリエル
0
実際に乳幼児期の子どもと関わると,言葉の理解が遅い子どもが多いのにとても驚く。そして,そういった子どもの家庭での様子を聞くと,テレビがつけっぱなしである家庭が目立つのである。その理由がこの本を読んで明確になったような気がした。もちろん,ここに書かれているのはあくまでケース。テレビの影響がどれほど大きいのか確かなのかは分からないが,長年の先生の治療経験は侮れない。おそらく的を射ているのではないだろうか。一つの危険因子の理解として,多くの人に読んでもらいたい一冊である。
*花福*
0
娘がテレビを見ている時と絵本を読んでいる時との反応の違いを感じていたし、テレビが赤ちゃんに良くないことは知っていましたが、この本を読んで本当に極力やめようと思いました。乳児期から見続けた赤ちゃんのモデルケースは母親として痛々しく、親の都合で子どもの知能に影響を及ぼしてしまうのはあってはならないと思います。それに娘のかわいい笑顔が見られなくなるのは絶対にイヤ。2010/01/18