内容説明
マルチメディアといえども、人間が創り、人間がエンジョイするためにこそ存在している。ならば、マルチメディア社会の実現を目指して生みの苦しみ(あるいは悦楽)のさなかにある、われわれ自身を代表するような〈象徴的人物〉から見たマルチメディア像が、是非、ほしいものだ。それが、本書の基本的視点である。そこで、コンピュータ・ハード、ソフト、衛星、CATV、番組供給、情報テクノロジー・サービスなど、さまざまな分野のこれはという人物について考察してみた。
目次
第1章 パトリック・マクガバン(IDG会長)―情報サービスの魔術師
第2章 エド・マクラッケン(シリコングラフィックス会長)―もの静かな紳士は3次元グラフィックスのチャンピオン
第3章 ジョン・マローン(TCI社長)―ワイヤー・ドリーム
第4章 ルネ・アンセルモ(パンナムサット会長)―国際衛星市場のカテゴリー・キラー
第5章 エッカード・ファイファー(コンパック社長)―パソコン普及の伝道者
第6章 ローレンス・エリソン(オラクル社長)―双方向テレビは、オラクルの主戦場
第7章 レス・アルバソール(EDS会長)―ロス・ペローの大いなる遺産