出版社内容情報
段ボール箱、台車、三輪車、改造トラック.....台湾の路地にあふれる個性豊かな屋台は、時間、場所、客層に合わせて店主たちがつくる小さな世界。生活必需品からお祭り屋台まで、たくましい露天商たちとの一期一会
内容説明
台湾の日常の風景にある屋台・露店100種。手押し車や改造トラックまで、そこには店主たちがつくる小さな世界が広がっている。常連客とのやりとり、忘れられない味、ユニークな看板―。アーバンスケッチを得意とする著者が、温かみのある水彩画でどこか懐かしくて魅力的な台湾の「庶民の味と暮らし」を描く。
目次
1 移動しながら売る(立ち売り;手押し車の屋台 ほか)
2 営業場所が決まっている露店(商品を地面に広げる露店;机と椅子の露店 ほか)
3 忘れられない時間(懐かしい遊び;季節限定の露店)
4 露店が集まり市場となる(夜市;伝統市場 ほか)
著者等紹介
鄭開翔[ジョンカイシアン]
1982年台湾・屏東市生まれ。台湾の街並みを題材としたスケッチ画や水彩画で知られる新進気鋭のアーティスト。政治作戦学校(現・政治作戦学院)芸術学部卒業後、屏東大学大学院視覚芸術学修士課程に進学
出雲阿里[イズモノオサト]
中国語翻訳者。島根県生まれ。台湾にて中国語翻訳等の活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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コピスス
11
台湾の屋台をイラストで紹介した本。私は台湾は2000年に初めて訪れ、通算6回行った。台湾には限らないが、屋台や夜市が大好きなので、こういうのあるよねとか、こんな屋台もあるんだとか楽しみながら読んだ。1982年生まれの台湾人アーティストが書いた本だが、台湾人でも屋台にある種のノスタルジーを感じているんだと思った。2025/03/20
Go Extreme
1
露店文化: 移動式 車両型 地べた 複合型 移動販売 日常的な光景 地域交流 コミュニティ 法律規制 規制と運営 商品の種類: 食品 スナック デザート 焼きイカ 豆花 車輪餅 台湾茶 スムージー 日用品 雑貨 衣類 文房具 手作り工芸品 社会的役割: 地域社会 絆 地元経済 社会的交流 地域アイデンティティ コミュニティの中心 文化的意義 法律と規制 社会的影響 未来の展望: デリバリーサービス 持続可能性 規制の変化 クリエイター支援 文化的進化 新しい営業スタイル 経済的影響2025/03/17
AMOROS
0
台湾の屋台文化を温かみのあるイラストで描いた本。 説明なしで楽しめる。2025/04/30