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カンデル神経科学

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  • サイズ A4判/ページ数 1649/高さ 28cm
  • 商品コード 9784895927710
  • NDC分類 491.37
  • Cコード C3047

出版社内容情報

PRINCIPLES of NEURAL SCIENCE Fifth Edition
Eric R. Kandel
James H. Schwartz
Thomas M. Jessell
Steven A. Sigelbaum
A.J.Hudspeth

【著者からのコメント】
国際医療福祉大学大学院 院長 金澤一郎
世界のスタンダード
脳研究はとてつもなく進んできた。分子生物学とイメージングの技術が、脳を探る手段を与えてくれたのだ。ベールにおおわれていた神経系の中枢が見えるようになったのが、医師・研究者として歩んできた私の人生のなかで、最も印象的な出来事だった。この本には、こうした全世界の神経科学の研究が積み重ねられている、まさに世界のスタンダードなのである。

人間の営みすべてに関係する学問
医学のどの分野にも、工学にも、経済学にも、哲学にもつながっており、人間を知るための科学的基盤を与えてくれるものだろう。人間の営みすべてに関係する学問が「神経科学」だ。神経内科はもとより、脳外科や精神科、さらにはその他関係する領域の臨床家の方々も、是非手にとって拾い読みでも良いからなじんで欲しい。


東京大学大学院医学系研究科 統合生物学分野 教授 宮下保司
脳科学研究の羅針盤
この本はなにより「構成」が素晴らしい。ニューロンから入り、イメージングへ進み、神経回路の各論で全体が繫がる。このミクロとマクロのバランス・連携。読んで欲しいし、教科書として使いたくなる。きっと自分がいる場所(研究をしている領域)について俯瞰的に見ることができるようになるだろう。この構造と問題意識は、きわめて現代的で、おそらく、脳と神経の科学の本質なんだと思う。

学生は、“分厚い”知識と見識を身につけることが必要だ
まずは最低限、この本を通読してほしい。この程度の“分厚い” 知識と見識を持ってほしい。日本の学生は、往々にして、自分の専門のことしか知らない。でも世界を見渡すと、そんなことはない。自分の専門から少し離れたことでも、きちんと議論できる人が多い。そうした幅や奥行きが、研究者を成長させるのだから。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Takashi Matsui

4
分厚い。脳の中の繋がりだけを着目していたが、それではいけないと感じた。歴史・研究から病状の事まで、記されていて、非常に面白かった。2015/09/17

「ぬみ」

3
とりあえず読んだということにしたい。2017/04/23

Ryosuke Tanaka

3
とても長かった。自分のしてきた心理学・神経科学の勉強やしようとしている研究がいかにわずかな部分にフォーカスされているかというのがよく分かります。2014/08/03

こずえ

2
神経科学といったらこれといった感じ。さすがに消化しきれていないが必要に応じて見返している。医学系・生物系であれば手元においておいたい本の1冊。あとはカールソンと脳の探求。脳科学三種の神器とよんでます

ようじゅ

0
通読するような本ではないが、手元にあると便利な1冊。幅広い分野について書かれているが、1つ1つの分野については意外と詳しくないように感じる。

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