目次
第1部 基本的知識(遺伝学の分子基盤;原核生物とウイルス;真核生物 ほか)
第2部 ゲノミクス(ゲノミクス―ゲノム構造に関する研究;遺伝子の同定;発現(転写)DNAの同定 ほか)
第3部 遺伝学と医学(細胞間相互作用;感覚;胚発生における遺伝子 ほか)
著者等紹介
パッサルゲ,エーベルハルト[パッサルゲ,エーベルハルト][Passarge,Eberhard]
ドイツのデュースブルク‐エッセン大学医学部に所属する人類遺伝学者。1960年、フライブルク大学を卒業して医師資格を取得。1961~1963年、ベントナー基金からの奨学金を得てハンブルクとマサチューセッツ州ウースターで医師としての研修を受ける。1963~1966年、シンシナティ大学小児医療センターで小児科研修を受け、その間、Josef Warkanyを指導教官として人類遺伝学の研究に携わる。1966~1968年、ニューヨークのコーネル大学医療センターで研究員として人類遺伝学の研究を続ける。1968~1976年、ハンブルク大学人類遺伝学科に細胞遺伝学と臨床遺伝学の講座を設置。1976年、エッセン大学人類遺伝学科の創設に関わり、初代学科長に就任。2001年に学科長を勇退したが、人類遺伝学の教鞭はとり続けている。専門領域は遺伝性疾患―特にヒルシュシュプルング病とブルーム症候群―ならびに関連する先天奇形の遺伝学的・臨床的解明。染色体分析や分子遺伝学的手法を用いたその研究成果は、230報を超える査読つき論文や教科書として発表されている。ドイツ人類遺伝学会会長、欧州人類遺伝学会議の事務総長を歴任し、また欧米の数多くの学会に所属している。1978年、フーフェラント賞を受賞、1986年にはチェコスロバキア生物学会からメンデル・メダルを授与された。チェコスロバキア臨床遺伝学会名誉会員、プラハ・プルキンエ協会名誉会員、ルーマニア医学アカデミー客員名誉会員、米国臨床遺伝学会客員会員。1983~1988年、エッセン大学副学長。1981~2001年、エッセン大学医学部倫理委員長。人類遺伝学分野のいくつかの専門誌の編集委員を務めている
新川詔夫[ニイカワノリオ]
北海道医療大学個体差健康科学研究所所長特任教授
吉浦孝一郎[ヨシウラコウイチロウ]
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科人類遺伝学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 真昼の星空 中公文庫