内容説明
アメリカの滅亡を企む「北」が在日米軍基地に仕掛けたのは、恐るべき未知の生物兵器だった。クアラルンプールでCIAに嵌められ、一度きりのミッションを背負わされた朝倉恭介は最強のテロリストたちと闘う。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenichi Yanagisawa
46
あの朝倉恭介がなんとCIAに協力。北朝鮮が在日米軍基地をターゲットとしてバイロテロを仕掛けようとしていた。ハラハラドキドキの連続。面白かった。2013/03/31
shiozy
37
まるでゴルゴ13みたいな朝倉恭平である。化学兵器の「北」を敵に回して向かうところ敵なし状態である。最後は沖縄米軍キャンプ内での死闘。荒唐無稽であるが爽快でもある。さあ、シリーズ最終巻に行こうかのう。2016/10/14
James Hayashi
24
シリーズ物の第3弾。CIAが度肝を抜く方法で朝倉恭介をリクルート。日本を舞台に北朝鮮とアメリカの対立。ウィルス兵器を日本の米軍基地にばらまかれる工作を未然に防ぐため、悪役の恭介が善(CIA)に加担する。 初期症状が風邪に近いため、外出しより多くの感染者を出すという恐ろしいもの。かなり本格的なテロ、ハードボイルドで飽きることなく読了。こういうストーリーはツッコミどころがいくらかあるのだが、ほとんどなく楽しめた。 2014/11/02
Syo
21
凄いねぇ2022/07/04
MJ
21
1999年の作品。北朝鮮が在日米軍基地を無力化するため、ウイルス兵器の散布を画策。朝倉恭介がなんと⁉︎CIAのエージェントとして北朝鮮の作戦阻止に動く!連絡に公衆電話を使ったり、飛行機内で喫煙できたり、時代の違いを感じるシーンも多いが、ウイルスの脅威は正に今日の我々が実感している通り‼︎2021/01/06