内容説明
ES細胞・幹細胞・再生医学について学びたい専門外の方にも、わかりやすく読める入門書。iPS細胞の最新情報を訳者補遺で加筆。
目次
1 イントロダクション
2 卵子に固有の機能
3 胚性幹細胞
4 ヒトの幹細胞
5 幹細胞療法
ヒト胚性幹細胞と社会
著者等紹介
キースリング,アン・A.[キースリング,アンA.][Kiessling,Ann A.]
ハーバード大学医学系大学院外科の准教授。大学で化学と看護学を学んだ後、オレゴン州立大学で生化学・生物物理学を学び、Ph.D取得(1971年)。生殖生物学の研究に携わってきた。マサチューセッツ州でのES細胞研究の体制づくり、カリフォルニア工科大学での再生医療の基準づくり、コネチカット州での幹細胞アドバイザリー委員会における活躍でも知られている
アンダーソン,スコット・C.[アンダーソン,スコットC.][Anderson,Scott C.]
先端科学を紹介するサイエンス・ライターとして15年以上活躍してきた。また、卵子の成熟を生化学的に解説する教育用ビデオなどの作製に携わった経験がある
須田年生[スダトシオ]
1974年、横浜市立大学医学部卒業。小児科医としてスタート。1982年、サウスカロライナ医科大学内科留学。1991年、自治医科大学血液学助教授、1992年、熊本大学医学部遺伝発生医学研究施設・分化制御部門教授。2002年より、慶應義塾大学医学部発生・分化生物学教授。幹細胞の未分化性維持の分子機構に関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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