アット・ザ・ベンチ―バイオ研究完全指南 アップデート版

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  • サイズ B5判/ページ数 481p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784895924146
  • NDC分類 460.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 実験の基本操作から、研究の組み立て方、研究室のルールや人間関係に至るまで、バイオ研究生活の全てがわかるラボマニュアル。初版発行以来の数年間に起こった変化に対応すべく,Eメールの活用法やバイオテロ対策などを追加し内容を更新。ベテランも感心させるノウハウを満載し、ユーモア溢れる文章は飽きさせない。丁寧な訳注で、アメリカと日本のラボ環境や慣習の違いも具体的に詳述。    

《目次》
【セクション1】研究室に慣れる
1.研究室とはどんなところか
1・1 研究室(ラボ)の概要
1・2 研究室(ラボ)の人々
1・3 研究室の日常
1・4 最初の1週間にしてもらうこと
1・5 最初の1週間にすべきこと
1・6 最初の1週間の「べからず集」
1・7 常識と礼儀作法でサバイバル
1・8 安全基準
   参考文献
2.研究室をのぞいてみよう
2・1 研究室の構成
2・2 研究室の機器類を使ってみよう!
2・3 新しい機器の購入
   参考情報および文献
3.実験の準備を整える
3・1 実験台のセットアップ
3・2 研究机のセットアップ
   参考情報および文献
【セクション2】実験の組み立てから発表まで
4.実験を立ち上げる
4・1 研究に対する心がけ
4・2 実験の計画
4・3 結果の解釈
   参考文献
5.実験ノート
5・1 形式
5・2 内容
5・3 実験ノートの実際
5・4 倫理的問題
   参考文献
6.プレゼンテーション“自分を売りこむ”
6・1 データを他人に理解してもらうコツ
6・2 口述発表(口演)
6・3 著述発表
   参考文献
【セクション3】実験に失敗しないために
7.試薬類の調整
7・1 必要なものの決定
7・2 必要量の計算
7・3 計量と混合
7・4 pH測定
7・5 溶液の滅菌
7・6 バッファーと溶液の保存
   参考情報および文献
8.保存と廃棄
8・1 緊急時の保存法
8・2 試薬の保存法
8・3 分注
8・4 冷蔵庫と冷凍庫
8・5 研究室の廃棄物の処理
   参考情報および文献
9.コンタミを防ぐ
9・1 いつ無菌操作を行うか
9・2 無菌操作
9・3 実験者の保護
9・4 クラス2安全キャビネット内での無菌操作
   参考情報および文献
10.真核細胞の培養
10・1 培養のやり方と細胞系
10・2 細胞の観察
10・3 細胞の入手
10・4 細胞の維持
10・5 細胞の凍結と保存
10・6 コンタミネーション
10・7 CO2インキュベーターとガスボンベ
    参考情報および文献
11.菌体操作の基本
11・1 実験の準備
11・2 作業時の心がけ
11・3 細菌の入手
11・4 培養と維持
11・5 ストックを起こす(培養を生き返らせる)
11・6 抗生物質
11・7 コロニーの分離
11・8 細菌の計数
11・9 保存
11・10 細菌の凍結
11・11 コンタミ
    参考情報および文献
12.DNA, RNA, タンパク質
12・1 分子生物学実験のコツ
12・2 DNA
12・3 細胞および微生物へのDNA導入
12・4 RNA
12・5 タンパク質
    参考情報および文献
13.放射性物質の取り扱い
13・1 放射性同位元素(RI)の性質
13・2 放射性同位元素(RI)の入手法
13・3 RI実験の実際
13・4 放射線の実験的検出法
13・5 保存
13・6 廃棄
13・7 RI実験の代替法
    参考文献
14.遠心
14・1 遠心の基礎知識
14・2 作業時の心がけ
14・3 遠心の方法
14・4 密度勾配
14・5 遠心機とローターの保存
    参考情報および文献
15.電気泳動
15・1 基本的な心がけ
15・2 電気泳動の基本
15・3 各種電気泳動法
15・4 ゲルから転写膜への転写
    参考情報および文献
16.光学顕微鏡の使い方
16・1 顕微鏡の基礎知識
16・2 光学顕微鏡の使用にあたって
16・3 試料と染色
16・4 写真撮影
16・5 蛍光顕微鏡観察
16・6 共同設備
    参考情報および文献
用語解説
略号
索引

内容説明

ベストセラーのラボマニュアル、時代の要請に応えてアップデート。バイオ研究生活の第一歩は、やっぱりこの本から。ベンチ(実験台)の必需品。

目次

1 研究室に慣れる(研究室とはどんなところか;研究室をのぞいてみよう;実験の準備を整える)
2 実験の組み立てから発表まで(実験を立ち上げる;実験ノート;プレゼンテーション“自分を売りこむ”)
3 実験に失敗しないために(試薬類の調製;保存と廃棄;コンタミを防ぐ;真核細胞の培養;菌体操作の基本;DNA、RNA、タンパク質;放射性物質の取り扱い;遠心;電気泳動;光学顕微鏡の使い方)

著者等紹介

バーカー,キャシー[バーカー,キャシー][Barker,Kathy]
大学では生物学と英語学を専攻。マサチューセッツ大学で微生物学を研究し、修士号(M.A.)と博士号(Ph.D.)を取得。その後、ロックフェラー大学の癌ウイルス研究室でポスドクを行い、同大学の細胞生理学・免疫学研究室の助教授を勤める。現在シアトル在住

中村敏一[ナカムラトシカズ]
大阪大学大学院修了後、カリフォルニア大学サン・ジエゴ校留学。徳島大学医学部講師、助教授、九州大学理学部生物学科教授を経て、大阪大学大学院医学系研究科教授。理学博士。組織化の分子細胞生物学、特に器官形成と再生の分子機構を専門に研究。高松宮妃癌研究基金学術賞、大阪科学賞ほか受賞多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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