出版社内容情報
《内容》 癌化学療法に従事する専門医から一般臨床医、研修医、さらには専門の薬剤師や看護師のための最良の手引書として世界的に信頼を得ている。今回の改訂により薬剤や治療法に関する最新情報が大幅に追加された。抗癌剤や生物製剤を安全かつ適正に投与するための理論と具体的な方法が薬剤別及び各臓器癌別に詳しく解説され、患者のケアの側面もふまえた支持療法も実践に即して詳述されている。
《目次》
目次)
(1)癌化学療法の基本概念
1、癌化学療法の生物学的および薬理学的基盤
2、癌患者の系統的評価および治療による長期合併症
3、癌患者に対する治療法の選択
(2)抗癌剤および生物製剤とその使用法
4、抗癌剤および生物学的応答修飾物質(BRM):臨床上有用な薬剤の分類、用法・用量と毒性
5、造血前駆細胞およびサイトカインの支持療法を伴う高用量化学療法
(3)各臓器癌の化学療法
6、頭頚部癌
7、肺癌
8、消化器癌
9、膵、肝、胆嚢、胆管の癌
10、乳癌
11、婦人科癌
12、泌尿器系および男性生殖器系の悪性腫瘍
13、甲状腺癌および副腎腫瘍
14、悪性黒色腫およびそのほかの皮膚腫瘍
15、原発性および転移性脳腫瘍
16、軟部肉腫
17、悪性骨腫瘍
18、急性白血病
19、慢性白血病
20、骨髄増殖性ならびに骨髄異形成症候群
21、ホジキン病
22、非ホジキンリンパ腫
23、多発性骨髄腫とその他の形質細胞異常症
24、原発巣不明の転移性癌
25、ヒト免疫不全ウイルス‐関連悪性腫瘍
(4)癌患者の支持療法の中のいくつかについて
26、癌化学療法の副作用
27、感染:原因、治療および予防
28、止血障害と輸血療法
29、癌臨床における緊急病態および骨転移
30、癌性胸水、腹水、心膜水および髄膜浸潤
31、癌性疼痛対策
32、担癌患者における情緒および精神上の問題
付表A 成人の身長、体重からの体表面積算定のための計算図表
付表B 小人の身長、体重からの体表面積算定のための計算図表
付表C 癌スクリーニングの勧告
付表D 主な癌関連ウェブサイト
目次
1 癌化学療法の基本概念(癌化学療法の生物学的および薬理学的基盤;癌患者の系統的評価および治療による長期合併症 ほか)
2 抗癌剤および生物製剤とその使用法(抗癌剤および生物学的応答修飾物質(BRM):臨床上有用な薬剤の分類、用法・用量と毒性
造血前駆細胞およびサイトカインの支持療法を伴う高用量化学療法)
3 各臓器癌の化学療法(頭頸部癌;肺癌 ほか)
4 癌患者の支持療法の中のいくつかについて(癌化学療法の副作用;感染:原因、治療および予防 ほか)
著者等紹介
古江尚[フルエヒサシ]
帝京大学医学部(第4内科学)名誉教授
塚越茂[ツカゴシシゲル]
財団法人癌研究会・癌研究所顧問
佐々木常雄[ササキツネオ]
東京都立駒込病院副院長
浦部晶夫[ウラベアキオ]
NTT関東病院血液内科部長
中根実[ナカネミノル]
武蔵野赤十字病院血液内科
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。