出版社内容情報
《内容》 ■ スポーツによる外傷と障害へのMRI診断を明快に提示する最新の実践テキスト。■ 日常診療に於いて遭遇することの多い50種の疾患を各部位別に取り上げ,各々について鮮明な症例画像を駆使し,正常画像と対比させながら具体的かつ実際的に解説する。さらに重要ポイントをBOX形式に整理等見やすく,理解しやすい工夫が随所になされている。■ スポーツ医学を初め整形外科,放射線科の研修医から認定医まで広範に役立つ一冊である。 《目次》 目 次1 スポーツ外傷・障害とは スポーツ外傷・障害とは 1スポーツ外傷について 2スポーツ障害について 統計的なこと 1患者総数 2 スポーツ種目別にみると 3 所属別にみると 4 罹患部位別にみると 5 スポーツ外傷とスポーツ障害 6 スポーツ外傷にどんなけがが 7 スポーツ障害にどんなけがが 2 MRIの撮像テクニック MRIの特徴 /核磁気共鳴とは/MRIの組織パラメータ 1 プロトン密度 2 T2(横緩和) 3 T1(縦緩和) MRIの撮像パラメータ 1 繰り返し時間 2 エコー時間 3 フリップアングル 実際の撮像法 1 通常用いられる撮像法 2 特殊な撮像法 3 水と脂肪のプロトンの違い アーチファクト 1 体動によるアーチファクト 2 磁化率アーチファクト 3 トランケーションアーチファクト 4 化学シフトアーチファクト 5 折り返しアーチファクト 信号の特徴 1 出血の信号の経時的変化 2 T1,T2緩和に影響を及ぼすもの 3 T1,T2緩和と病変 33 肩関節・上腕 MRI撮像法/正常解剖 1 胸鎖関節 2 肩鎖関節 3 肩甲上腕関節 肩関節・上腕の疾患 1 肩関節不安定症 2 インピンジメント症候群 3 腱板断裂 4 上腕二頭筋長頭腱炎,損傷 5 肩甲上神経扼腕症候群 4 肘関節,前腕 MRI撮像法/正常解剖 1 関節包 2 靭帯 3 筋 肉 4 血管,神経 肘関節,前腕の疾患 1 離断性骨軟骨炎 2 側副靭帯損傷 3 骨端症 4 上腕骨外側上顆炎(初級者テニス肘,いわゆるテニス肘) 5 上腕骨内側上顆炎(野球肘内側型,上級者テニス肘,ゴルフ肘) 6 尺骨神経管症候群 7 上腕二頭筋損傷 8 上腕三頭筋損傷 9 肘頭滑液包炎 10 画像診断上の落とし穴 5 手関節 MRI撮像法/正常解剖 1 靭帯 2 三角線維軟骨複合体 3 筋,腱,腱鞘 4 指の腱 手関節の疾患 1 手根管症候群 2 三角線維軟骨複合体断裂 3 腱鞘炎 4 無腐性骨壊死 5 側副靱帯損傷 6 指の屈筋腱断裂 6 股関節 MRI撮像法/正常解剖 1 靭帯,関節包 2 筋 3 血管,神経 股関節の疾患 1骨盤部裂離骨折 2 疲労骨折 3 筋挫傷 4 筋ストレイン 5 化骨性筋炎 6 恥骨結合炎 7 滑液包炎(バネ股) 7 膝関節,下腿 MRI撮像法/正常解剖 1 半月板 2 靭帯 3 筋,血管,神経 1膝関節,下腿の疾患 1 半月板損傷 2 靱帯損傷 3 腸頸靱帯炎 4 鵞足炎 5 滑液包炎 6 有痛性分裂膝蓋骨 7 ジャンパー膝と膝蓋靱帯炎 8 Osgood-Schlatter病 9 膝蓋軟骨軟化症 10 反復性膝蓋骨脱臼,亜脱臼 11 骨挫傷 12 離断性骨関節炎 13 タナ障害 14 下腿疲労骨折 15 下腿コンパートメント症候群 8 足関節,足部 MRI撮像法/正常解剖 1 靭帯 2 腱,筋膜 3 血管,神経 足関節,足部の疾患 1 靭帯損傷 2 腱損傷 3 骨軟骨損傷 4 疲労骨折 5 その他