内容説明
ＰＯＲＴスタディやオタワＳＡＨルールなどの著明なクライテリア、さまざまなアルゴリズム、診断基準等はどう誕生し、それはどう臨床判断に生かすことがＢＥＳＴなのか！？他に類をみないＥＲのＴｉｐｓ集！現場でＥＲ医が実際に使っているＥｖｉｄｅｎｃｅの高い厳選項目を解説！
目次
市中肺炎のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―Ａ‐ＤＲＯＰ、ＣＵＲＢ‐６５、ＰＳＩ（ＰＯＲＴスタディ）
咽頭炎のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―ｃｅｎｔｏｒ Ｃｒｉｔｅｒｉａ
片頭痛のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―ＰＯＵＮＤｉｎｇ Ｃｒｉｔｅｒｉａ
急性虫垂炎のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―Ａｌｖａｒａｄｏ Ｓｃｏｒｅ
胸痛のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―バンクーバー胸痛ルール、ＴＩＭＩリスクスコア
失神のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―サンフランシスコ失神ルール、ＯＥＳＩＬリスクスコア
ＴＩＡのＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―ＡＢＣＤ２スコアと脳梗塞
急性大動脈解離の診断―大動脈解離診断アルゴリズムと年齢調整Ｄ‐ｄｉｍｅｒ
肺塞栓症のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―ジュネーブスコア
上部消化管出血のＣｌｉｎｉｃａｌ Ｄｅｃｉｓｉｏｎ Ｒｕｌｅ―Ｂｌａｔｃｈｆｏｒｄスコア〔ほか〕
著者等紹介
安藤裕貴［アンドウヒロタカ］
京都大学工学部を中退し医学部再受験。富山医科薬科大学（現：富山大学）医学部卒。大学病院、市中病院をたすきがけで初期研修。福井大学医学部附属病院救急科・総合診療部で後期研修を開始し、ＥＲ型救急の血脈をたどって現在に至る。ＥＭ Ａｌｌｉａｎｃ教育班所属（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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