研修医・看護師・薬剤師のためのまちがいのない抗癌剤の使い方―抗癌剤を毒薬にしないために

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784895902274
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C3047

内容説明

癌の治療は外科的切除と化学療法、放射線療法の3種の治療で主に成り立つものであるが、最近の化学療法の進歩は目を見張るものがある。従来の抗癌剤に加えさらに分子標的治療剤が加わり、新しい組み合わせにより完治例も少なくはない。しかし、効果的な化学療法を展開するには幅広い知識と飽くなき勉強が必要である。最近の抗癌剤は種類も多いうえに同じような名前も多く、すべてを完全に把握することはよほどの専門家でない限り不可能である。本書は、そういう状況で常に病棟やデスクに置いて参照して、治療内容や抗癌剤の種類を正確に確認しながら行うための参考書である。

目次

1 抗癌剤による事故とその予防(抗癌剤の知識;投与スケジュール、投与量、投与中の確認 ほか)
2 抗癌剤を毒薬にしないために―抗癌剤投与時の必要・注意事項(抗癌剤は患者の治療に貢献するかどうか?;患者は抗癌剤の副作用に耐えることができるか? ほか)
3 臓器別プロトコール(血液疾患;固形癌)
4 抗癌剤各種(ブレオマイシン;ブスルファン ほか)
5 癌化学療法の副作用対策(消化器症状対策;骨髄抑制対策 ほか)

著者等紹介

森武生[モリタケオ]
東京都立駒込病院院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。