マネジドケアで医療はどう変わるのか―その問題点と潜在力

マネジドケアで医療はどう変わるのか―その問題点と潜在力

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784260330053
  • NDC分類 498.13
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 マネジドケアが米国医療に及ぼした影響は計り知れない。マネジドケアとは何なのか。それによって米国医療はどう変わったのか-新進気鋭の著者が現地で膨大な資料にあたりながら,この毀誉褒貶の激しいマネジドケアの「評価」に取り組んだ。マネジドケアの多様な側面を理解し,「わが国への示唆」について検討するための格好の書。    《目次》 (1) マネジドケアとは何か (2) マネジドケアの急成長に伴い噴き出した問題 (3) マネジドケアの医療費抑制効果と質 (4) マネジドケアの仕組みと技術 (5) 米国医療の変容とその評価 (6) マネジドケアの今後 (7) わが国への示唆

内容説明

マネジドケアほど1990年代の米国医療に大きなインパクトを与えたものはない。そして同時にというか、だからこそというべきか、マネジドケアほど毀誉褒貶の激しいものもない。米国医療を救う「切り札」であると言う人がいる一方で、悪く言う人は「悪魔」の制度のように言う。本書の第1の目的は、このように意見が二分されているマネジドケアを「評価」してみようというものである。マネジドケアは米国の医療システムにとって、「救世主」なのか、それとも「悪魔の手先」なのか。あるいは、「悪魔」の要素があったとしても、その負の側面を減じる手段はないのか、といったことを論じている。もう1つの目的は、そのマネジドケアがわが国にもたらす「示唆」を探ることである。よく言われるとおり、わが国とは歴史も背景もまったく異なる米国の医療システムの一部分をわが国に「直輸入」するのは容易でないし、仮に「直輸入」しても有害であることも想定される。しかし、それはマネジドケアの「形」だけを「移植」しようとするからである。実際に取り入れる場合には、わが国にフィットする「形」に変えればよい。

目次

1 マネジドケアとは何か
2 マネジドケアの急成長に伴い噴き出した問題
3 マネジドケアの医療費抑制効果と質
4 マネジドケアの仕組みと技術
5 米国医療の変容とその評価
6 マネジドケアの今後
7 わが国への示唆

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