出版社内容情報
《内容》 27年前、「人のために何かをしたい」と情熱だけを武器に理学療法士になった著者が重症心身障害児施設に飛び込んでからの6年間、こども、成人、家族とともに悪戦苦闘してきたその成果をまとめた一冊。これまでの障害中心、神経生理学的治療理論中心の療育を、著者27年の経験から再建問うし、現在求められていること、すなわち「生涯教育」「こども・家族中心療育」「家庭生活機能を目指した療育」の重要性を提唱する療育、理論、技術、哲学を著者のオリジナリティーとしてまとめた。もちろん、評価、治療、効果判定においても最新の成果を記載。 《目次》 第1章 療育理念の新しい流れ第2章 早期療育の新しい流れ第3章 療育の理論と技術の新しい流れ第4章 療育の実際第5章 療育活動・体制の今後の課題