内容説明
本書では輸液関連システムの基本を解説し、次いで注射療法のベースとなる輸液・注射薬の混合方法、配合変化とその対策、今後一層問題となるであろう注射薬と輸注用器具との相互作用、抗悪性腫瘍剤の取り扱いなど、注射薬の安全性と対策について解説を試みた。
目次
輸液関連システム(シリンジ(注射筒)
注射針
翼状針
留置針
ほか)
輸液と注射薬の混合(輸液の目的と種類;注射薬の混合方法;配合変化とその考え方;注射療法の安全性確保の対策)
著者等紹介
幸保文治[コウボブンジ]
1945年岐阜薬学専門学校卒業。1948年東京大学医学部薬学科選科修了(衛生裁判化学)。1949~1952年東京医科歯科大学助手(衛生学、法医学、微生物学)。1952~1967年日本大学講師(医学部/微生物学)兼板橋病院薬局長。1967~1988年日本大学助教授(医学部/薬理学)兼板橋病院薬剤部長。1988~1990年日本大学教授(医学部/薬理学)。医学博士。厚生省中央薬事審議会委員、日本薬学会薬剤学委員会委員長などを歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。